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2006/03/17(金)

税込 \38,800 ナリ。てことは1年あたり2万円からを償却しろと。出資者は無理難題を言う……。

問題は、XBOX 360 本体は買ってきたものの、まだな〜んにもソフトを買っていないことだったりする。まあ、あと1週間で大本命「真・三國無双4 Empires」がリリースされるわけで、うかうか他のソフトを買って時間を取られるのも愚かであるかも知れないが。あと、このクソッタレな重さを何とかしてください>Microsoft

XBOX 360 の置き場所を作るため、既に稼働することもなくなった古〜いパソコンを片付けた(捨てたわけではない)。機種は X68000 XVI。こいつのエディタである「シャーペン X」はなかなか面白いエディタだったんだけどね。半分だけテキストエディタというか。

いちおう文字色とか字体とかを文字単位で指定できるんだが、その指定情報がファイルの後ろ半分にまとめられているという作りになっていた。別の言い方をすると、ファイルの前半分はただのテキストファイル。しかもご丁寧に、テキスト部と文字修飾情報の区切りになっているのが、テキストファイルのファイル終端コード(たしか 0x0A)になっている。

これがどういう事かというと、例えば C 言語でプログラムを書く。シャーペンXを使って書く。コメントやら変数宣言やらを、自分でしこしこと文字色変えたり背景色変えたりして、見た目分かりやすくする。そうやって修飾しまくったソースを、そのままコンパイラに喰わせる。Windows で言えばワードパッドで書いた *.doc ファイルをコンパイラに喰わせるようなものだが、しかしそれでもちゃんとコンパイルしてくれるのだ。なにせ前半はただのテキストファイルですから。しかもテキスト部終端にファイル終端コードありますから。コンパイラはその終端コードより先は見ませんから。

そりゃあね、最近の開発環境だと、コメントやら変数宣言やらを文字修飾するのはツールが勝手にやってくれるけどね。X68000 XVI の時代には、そこまで気の利いた統合開発環境なんてありゃしなかったのだよ、明智君。プログラム開発しようと思ったら、誰だってテキストエディタ。誰だってコマンド・プロンプトでコンパイラ起動。無味乾燥な白黒テキストエディタでコードを書いて、無味乾燥な黒白DOS窓でコンパイルしてたのよ。

そんな環境でのシャーペンX。かっこよかったなあ。ま、自分で文字修飾してたら手間は倍なので、生産性は悪化させることになるわけだが。それでもいいじゃないか、趣味だもの。印刷するとひと味ちがうんだぞ!! そのために無理してカラープリンタ買ったんだ(←本末転倒)。

そんな本末転倒な私なので、5千円もしないソフトをプレイするために、4万円近くもするゲーム機本体を買うということもやってしまうわけだ。

このバカ王子様な性情は、きっと一生、直らないだろうと思う。


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