雑談の広場



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[ 1225 ] Re:落日3-6-3
[ 名前:maxi  [ 日付:2010年11月12日(金) 02時49分 ] 
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早く指を抜いて膝に絡まる下着とジーンズを上げなければ。逸る気持ちと排泄器官から湧き上がる快感が入り混じり、彩子はパニックに陥っていた。
(お願い、ドアを開けないで! お尻が気持ちイイッ! ダメェ、おかしくなっちゃう!)
 強烈な快感の波に彩子が背中を反らせる。排泄口から勢いよく指を引き抜いたと同時に彩子は気を失った。

「――んっ、んぅ……。私、気を失ってたのね……。ジョン、心配してくれてるの? ありがとう、もう大丈夫よ」
 失神状態から回復した彩子は、自分の顔を舐める飼い犬が心配そうに鼻を鳴らしていることに気付き、安心させるようにその頭を撫でた。
ぼうっとする視界でドアが開いていないことを確認して安堵の溜息を吐き、次いで、自分の格好を見て吹き出した。
「もう、私ったら、なんて格好をしているのかしら!」
 汗みずくになって膝の辺りにジーパンとパンティを絡げ、首元までTシャツとブラジャーがずり上がっている。
無性に自分の置かれた状況が可笑しくなって、彩子は声を上げ、涙を流して笑った。ジョンが不思議そうに女主人の顔を見つめている。
「――ジョン、一緒にお風呂に入りましょうよ」
 漸く笑いの衝動が治まった彩子は、四つん這いになって飼い犬と頬を擦り合わせて言った。立ち上がろうとして、纏わり付く衣服が邪魔になることに気付く。
「面倒だわ。ここで脱いじゃえ!」
 寝転がってバタバタと脚を動かし、ジーンズとパンティを脱ぎ捨てる。Tシャツとブラジャーも宙を舞い、昼下がりの玄関で一糸纏わぬ姿になった彩子は、
玄関の鍵を閉めると飼い犬の横に四つん這いになった。親愛の情を示すように裸身を黒い毛皮にすり寄せる。
「ほらほら、お風呂で昨日の続きをしましょう」
 大きな桃尻を悩ましくくねらせ、彩子は四つん這いのまま移動する。その後ろにジョンが付き従っている。
内腿を濡らす蜜液を舌で掬い取られ、何度かその歩を止めながらも、彩子は風呂場へと到着した。