雑談の広場:コメント投稿
[ 1234 ]
Re:落日4-2-3
[ 名前:
maxi
]
[ 日付:
2010年11月12日(金) 02時56分
]
今夜の拓雄は取り乱すことなく妻の手を強く握り返し、優しい眼差しで見つめ合うことができた。
「ありがとう、心配してくれて……。そうだわ。心配といえば、拓雄さんの方こそ……」
彩子の視線が夫の股間に向けられる。
「あ、あぁ……。こいつに頼らなければ駄目だなんて、恥ずかしい話さ……」
ベッドの上に置かれていた紙袋からピルケースを取り出した拓雄は、軽く振って錠剤の存在を音で確認した。口元に笑みを浮かべた彩子の視線がピルケースに注がれる。
「――病気なんだもの、お薬の力を借りるのは恥ずかしいことじゃない。すぐにお薬に頼らなくても良くなるわ。自信を持って」
夫のパジャマの太腿で彩子の白い指が字を書くように滑り回り、拓雄が下半身をもぞもぞとさせる。
「ありがとう。今夜はその……、シテもいいかい?」
「もちろんよ……。私の躰は逞しい牡のもの。拓雄さんは私とあゆみを養ってくれる逞しい牡……。だから、いつだって拓雄さんの好きなようにしてもいいのよ……」
ガウンを肩脱ぎにした彩子が、ブラジャーをしていない豊満な胸の谷間を強調する。首を傾げ、潤んだ瞳で上目遣いに夫と見つめ合う。
「いつでも……、俺の好きなように……」
妖しい光の籠る妻の瞳に魅入られた拓雄が、掠れた声で呟く。
「そう、好きなように……。だからお薬を飲んで……。逞しくなった拓雄さんのモノで私を……、私をメチャクチャにして!」
妖艶な妻の姿態と言葉に拓雄が生唾を飲み込む。目の前の牝を抱きたいという強烈な衝動に頭がくらくらし、
鼓動が早鐘のように躰中に響き渡る。武者震いをする手でピルケースから錠剤を取り出した拓雄は、牡の逞しさを取り戻すことのできる青白い魔法の薬を嚥下した。
「彩子っ!」
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> 今夜の拓雄は取り乱すことなく妻の手を強く握り返し、優しい眼差しで見つめ合うことができた。 > 「ありがとう、心配してくれて……。そうだわ。心配といえば、拓雄さんの方こそ……」 > 彩子の視線が夫の股間に向けられる。 > 「あ、あぁ……。こいつに頼らなければ駄目だなんて、恥ずかしい話さ……」 > ベッドの上に置かれていた紙袋からピルケースを取り出した拓雄は、軽く振って錠剤の存在を音で確認した。口元に笑みを浮かべた彩子の視線がピルケースに注がれる。 > 「――病気なんだもの、お薬の力を借りるのは恥ずかしいことじゃない。すぐにお薬に頼らなくても良くなるわ。自信を持って」 > 夫のパジャマの太腿で彩子の白い指が字を書くように滑り回り、拓雄が下半身をもぞもぞとさせる。 > 「ありがとう。今夜はその……、シテもいいかい?」 > 「もちろんよ……。私の躰は逞しい牡のもの。拓雄さんは私とあゆみを養ってくれる逞しい牡……。だから、いつだって拓雄さんの好きなようにしてもいいのよ……」 > ガウンを肩脱ぎにした彩子が、ブラジャーをしていない豊満な胸の谷間を強調する。首を傾げ、潤んだ瞳で上目遣いに夫と見つめ合う。 > 「いつでも……、俺の好きなように……」 > 妖しい光の籠る妻の瞳に魅入られた拓雄が、掠れた声で呟く。 > 「そう、好きなように……。だからお薬を飲んで……。逞しくなった拓雄さんのモノで私を……、私をメチャクチャにして!」 > 妖艶な妻の姿態と言葉に拓雄が生唾を飲み込む。目の前の牝を抱きたいという強烈な衝動に頭がくらくらし、 > 鼓動が早鐘のように躰中に響き渡る。武者震いをする手でピルケースから錠剤を取り出した拓雄は、牡の逞しさを取り戻すことのできる青白い魔法の薬を嚥下した。 > 「彩子っ!」 >
「ありがとう、心配してくれて……。そうだわ。心配といえば、拓雄さんの方こそ……」
彩子の視線が夫の股間に向けられる。
「あ、あぁ……。こいつに頼らなければ駄目だなんて、恥ずかしい話さ……」
ベッドの上に置かれていた紙袋からピルケースを取り出した拓雄は、軽く振って錠剤の存在を音で確認した。口元に笑みを浮かべた彩子の視線がピルケースに注がれる。
「――病気なんだもの、お薬の力を借りるのは恥ずかしいことじゃない。すぐにお薬に頼らなくても良くなるわ。自信を持って」
夫のパジャマの太腿で彩子の白い指が字を書くように滑り回り、拓雄が下半身をもぞもぞとさせる。
「ありがとう。今夜はその……、シテもいいかい?」
「もちろんよ……。私の躰は逞しい牡のもの。拓雄さんは私とあゆみを養ってくれる逞しい牡……。だから、いつだって拓雄さんの好きなようにしてもいいのよ……」
ガウンを肩脱ぎにした彩子が、ブラジャーをしていない豊満な胸の谷間を強調する。首を傾げ、潤んだ瞳で上目遣いに夫と見つめ合う。
「いつでも……、俺の好きなように……」
妖しい光の籠る妻の瞳に魅入られた拓雄が、掠れた声で呟く。
「そう、好きなように……。だからお薬を飲んで……。逞しくなった拓雄さんのモノで私を……、私をメチャクチャにして!」
妖艶な妻の姿態と言葉に拓雄が生唾を飲み込む。目の前の牝を抱きたいという強烈な衝動に頭がくらくらし、
鼓動が早鐘のように躰中に響き渡る。武者震いをする手でピルケースから錠剤を取り出した拓雄は、牡の逞しさを取り戻すことのできる青白い魔法の薬を嚥下した。
「彩子っ!」