見られた!! ああ、見られてしまった!! しかも、実の弟に。

こんな淫らな有り様を、ずっと見られていたなんて。平太はあたしを軽蔑するだろう。人の身で馬に嬲られおって、汚い女めと思うだろう。

もうあわせる顔がない。あんな、けだものじみた有り様を見られた後では。ああ、それなのに、まだ疼きが治まらないでいる……。


いったい、いつから見られていたんだろう。あたしがイワオのあれに胸を嬲られているところも、自分から口づけていたぶって頂いていたところも、全部、見られていたのだろうか。

ああ……疼きが激しくなっていく。

見られていたのに、こんな恥を晒しているのに、この疼きはなんだろう。なぜこんなに熱くなってくるんだろう。あたしは……もっと、見られたい? 馬と淫らに戯れているところを?

そうだ、見られたい。いや、見せつけたい。この胸を馬に好き勝手に嬲られて悦んでいるところを見せてやりたい。馬のあれにかしずいて舌と口で奉仕してあげるところを見せてやりたい。馬と乳繰りあって喜ぶ女がいることを、弟に教えてあげたい。平太が自分では一生してもらえないような淫らなことを、おねえが馬のイワオのために喜んでやってあげるのを、見せつけてあげたい。平太はうぶだから、とっても嬉しがって、きっと喰いつくように見てくれるに違いない。


ああ、疼いている。痛いくらい、疼いている。平太……おねえが馬と淫らなことしているところ、見たいだろう? もっともっとおねえが淫らになるところ、見たいだろう? おねえのこと、牝馬だの、変態だの、好きなように罵ってみたいだろう?

おねえは、何でもやるよ。