雑談の広場


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[ 1196 ] Re:落日2-5-3
[ 名前:maxi  [ 日付:2010年11月12日(金) 02時26分 ] 
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膣の入り口で伸びきった輪ゴムが切れるような感覚と、躰の中を抉られるような感覚で、
彩子は父親に深く刺し貫かれたことを覚った。同時に鋭い痛みが躰を突き抜ける。
錐で刺され、掻き回されるような激痛に彩子は必死に耐えていた。苦痛に歪められ、眉根を寄せた顔に脂汗が滲んでいる。
 実の娘の純潔を奪ったペニスはキュウキュウと締め付けてくる隘路を突き進み、その先端がコリコリした子宮口に突き当たっていた。
やわやわと包み込むような弓子とは違い、彩子の肉壁はペニスを引き千切らんばかりに締め付けてくる。
燃えているように熱い女の体温を久しぶりにペニスで感じて、祐介は再び身震いした。
「やった!やったぞ彩子!俺たち一つになったぞ!」
 激痛に涙を浮かべた彩子は歯を食いしばり、父親の言葉にうん、うんと頷いた。
凄まじい膣圧でペニスが抜けてしまわないように腰を密着させた祐介は、
愛娘が耐えている痛みを少しでも和らげようとその頭を甲斐甲斐しく撫で、優しい言葉とキスを惜しげもなく振舞った。
 やがて強烈な締め付けが弛み始めた。破瓜の痛みが治まってきた彩子は目を開け、
優しく見下ろしている父親の目を見つめる。無言で頷き合った親子は静かに唇を重ねた。
「あぁ。私、今、アソコでお父さんを感じてる……。すごく熱くて……、一つに融けてしまいそうなの……。あはっ、すごいっ……。お父さんにも判るでしょ?」
 熱に浮かされたような口調で、彩子は一つになれた悦びを父親と分かち合った。
「ああ。判るよ。――よく我慢したね、彩子。ごめんな、痛かっただろう?」
「うん、すごく痛かったけど、もう平気。――少しずつだけど、はぁんっ……、なんだかヘンな感じがするの……」
 ただ締め付けるだけだった彩子の肉壁がその動きを変えていた。リズミカルに締め付けと解放を繰り返している。
「気持ち好くなり始めてるんだね。――彩子は一人前の女になったんだ。弓子のなんて目じゃない。彩子は最高さ。誰にも渡したくない。ずっと一緒に居よう」
「んっ……。うれしい。私もお父さんといつまでも一緒に居たい、彩子はずっとお父さんのものよ!」
 二人はいつまでも離れないことを誓い合うキスをした。
 祐介の腰がゆっくりと動き始め、彩子が波打つ。彩子の手が祐介の背中に廻され、その広さを確かめるように這い回った。
「ぁはっ、気持ち、いい……」
 
[ 1195 ] Re:落日2-5-2
[ 名前:maxi  [ 日付:2010年11月12日(金) 02時25分 ] 
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潤んだ瞳で見上げる娘の目を真っ直ぐに覗き込み、祐介は最後の確認をした。
「うん。お父さんにあげる、私の初めてを……。だから優しくして」
 かすれ声で大好きな父親に処女を捧げることを告げた彩子は、目を閉じてすべてを祐介に委ねた。
緊張と不安を示すかのようにその手はギュッとシーツを握り締めている。
 いっぱいに開かれた彩子の膝の間に祐介が割って入る。左腕で躰を支えて緊張に震えている愛娘を見下ろしながら、
右手で角度を調節する。禁忌を破ろうとしている父親のペニスが愛娘の処女孔に触れた。張り詰めた亀頭がぽってりとした肉びらの狭間に埋もれていく。
初めて指以上の太さを持つものに抉じ開けられようとしている処女孔への入り口は、たっぷりと吐き出されていた愛液でぬめっている。
亀頭に感じる熱いぬかるみに祐介は身震いした。
「いくよ、彩子……」
 実の娘を妊娠させてしまったらまずいなという考えが祐介の頭を一瞬よぎった。
しかし、この部屋にコンドームなどあるはずもない。自分の寝室にもあるかどうかも定かではない。
 長年連れ添った弓子が妊娠の兆候すらなかったことを思い出した祐介は、ゴムを着けなくても大丈夫かもしれない、
そうだ最後の瞬間に外に出せばいいんだと、そのまま娘の胎内へと押し進んで行った。
「アウッ!――いっ、痛っ……」
 父親の太いモノで処女孔の入り口を抉じ開けられる痛みに彩子は必死に耐えている。愛娘の純潔を示す、あまりにも狭い入り口に祐介の亀頭は阻まれていた。
「彩子、もうちょっとの辛抱だ。あと少しで、父さんと彩子は一つになるんだよ」
 あと一押しで実の娘の純潔を奪うことになる。深呼吸をして、ゆっくりと腰を押し進める祐介は、禁断の木の実に歯を立てた。
「うんっ!来て、お父さんっ!お父さんと一つになりたいのっ!」
 そして彩子も禁断の木の実に歯を立て、二人同時にその実を齧った。

 
[ 1194 ] Re:落日2-5-1
[ 名前:maxi  [ 日付:2010年11月12日(金) 02時24分 ] 
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 膝立ちになった祐介は、荒い息を吐きながらぐったりとしている彩子の上半身を抱え起こし、その顎を持ち上げて微かな潮の香りをまとった唇を重ねた。
ヌルリとした舌が唇をなぞり、彩子の口の中に挿し入れられる。ヨーグルトに溜まった乳清のような味が口腔内に拡がり、彩子はえずいた。
「さあ今度は彩子が父さんのを舐める番だよ」
 されるがままの彩子の舌を堪能した祐介はブリーフを脱ぐと、時折ビクンと跳ね上がるペニスの根元を掴み、彩子の顔をその先端へと近付けていった。
「さあ暴れないように軽く握って……。お母さんがしていたようにしてごらん」
 父親の手によって根元近くに引き寄せられた彩子の指が、脈打つ肉棒に躊躇いがちに巻き付いた。
火傷しそうなほど熱くて、漸く指が廻るくらいに太いそれは、彩子のこぶし二つ分くらいの長さがあり、
大きくエラの張った赤紫色の亀頭の先端にある、縦向きの可愛らしい唇のような尿道口から透明な雫を垂らしていた。
 こんなに太くて長いモノが果たして自分のアソコに挿入るのだろうかと彩子は不安になった。だが、あのときの母親はこれを易々と受け入れ、
歓喜の叫びを上げていた。そう、とても気持ち好さそうに……
「ほら、早く」
 父親の急かす声で我に返った彩子は、舌を伸ばして握った部分から先端へとつうっと舐め上げ、先端を濡らす雫を舐め取った。
微かに塩味のする雫が彩子の口元と先端に透明な橋を架ける。彩子は母親がしていたように艶かしく舌なめずりをすると、窄めた唇を先端に押し当てて顔を沈めていった。
窄められた唇がまるで締まりの良いオ×ンコのように感じられるそれは、祐介が好んで弓子にさせていたフェラチオだった。
 くびれた所までを口に収めた彩子はそこで一旦止まり、唇をさらにきゅっと締めると小さく顔を上下させてエラの張った部分だけを出し入れする。祐介の尻が引き締まった。
「ぐぅっ。そうだ。うまいぞ、彩子」
 褒められた彩子は嬉しそうに父親の顔を見上げ、母親がしていたように大きく口を開けて舌の上で亀頭を踊らせる。
頬張った状態からハーモニカのように横咥えをして先端と根元を往復し、再び先端を口に含んで顔を左右に振った。
 彩子は覗き見ていた母親の動きを思い出しながら、次々と父親を驚かせるようなテクニックを披露していった。
しかし彩子には、外から窺い知ることのできない母親の口の中の動きまでは再現することができなかった。
 愛娘が健気に奉仕する姿に興奮はしたものの、結局祐介は強い射精感にまでは至らなかった。
次の機会にじっくりとフェラチオの仕方を娘に教えることにして、祐介は一心不乱に奉仕してくれた娘に労いの言葉をかけて中断させた。
奉仕のお礼だと口の端からよだれを垂らしている健気な娘に濃厚なキスをプレゼントし、その躰をゆっくりと押し倒していった。
「彩子……。いいんだね?」
 
[ 1193 ] Re:落日2-4-3
[ 名前:maxi  [ 日付:2010年11月12日(金) 02時22分 ] 
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 小高い丘には、ふわっと柔らかそうな黒い茂みが繁茂している。その茂みから、産毛のような下草が肉厚の大陰唇を縁取るように会陰へと続いている。
二条の畝の周囲にはぬるぬるの愛液が塗りたくられ、ところどころにクリーム色の小さな恥垢の塊までもがまぶされていた。
 肉の畝の間からは赤く染まった肉びらがはみ出している。薄白い粘液にまみれ、こちらにも恥垢の塊がまぶされている。
上の合わせ目にある肉の真珠は、細長い鞘の端から本物の真珠のような先端をちらりと覗かせていた。
 祐介の手が膝から太腿へと滑り降り、彩子は甘い嗚咽を漏らして、くすぐったそうに躰をくねらせる。
処女の肉門へと到達した手は、両の親指を押し当てて門扉を一気に引き開けた。
貝の舌のような内扉までもが微かな水音を立てて開け放たれ、サーモンピンクの処女地が祐介の目にさらけ出される。
菱形に拡げられたそこはキラキラと輝き、粘膜に隠された尿道口までがはっきりと見えている。そして、
その下には処女の証たるリング状の薄い膜で封印され、濡れ光り蠢く襞が複雑に絡み合った処女孔があった。
「ああ、これが夢にまで見た彩子のオ×ンコか……。綺麗なピンク色をして、美味しそうなオツユで光ってるよ。本当に綺麗だ……」
 チーズのような臭気や微かなアンモニア臭などが混ざった処女特有の恥垢臭が、顔を近付けた祐介の鼻をふわりとくすぐる。
深く吸い込み、その馨《かぐわ》しい生の娘の香りを祐介は満喫する。
「はんっ、だめぇ……。そこ、きたないのぉ……」
 父親の熱い息が吹きかかり肉びらがヒクヒクと震える。しめやかに開閉を繰り返している処女孔はとろりとした粘液にまみれ、
キュッと窄まる度に吐き出される薄白い愛液は会陰部を通り、放射状の皺にまで滴り落ちていた。
「彩子、もう一度言うよ。彩子のココは汚くなんかない。だから、父さんはこんなことだってできる」
 艶かしく開閉する処女孔とキスをするように祐介は唇を押し付けた。
「――ッ、アハッ。やぁん、きたなぃのぉ……」
 ビクンと彩子の太腿が緊張する。逃げようとする腰に祐介は食らい付く。舌を伸ばして会陰部に溜まった愛液を掬い上げる。
酸味の中に微かに苦味がしたが、祐介はそれをおいしいと感じていた。処女孔がさらなる蜜液を吐き出す。
「彩子のオツユはお母さんのよりも美味しいな。それに後から後から溢れてくる。
さあ、もっとお父さんのためにいっぱい、いやらしいオツユを出してくれ」
 口の周りをてらてらと濡れ光らせた祐介は、愛娘の秘密の中庭の探索を続ける。執拗な舌の探索に、
彩子はいつしか父親の顔に腰を押し付け、あられもない嬌声を立て続けに発していた。
 貝の舌に似てぽってりした肉びらに付着している、エグみのある恥垢ですらも祐介には甘露の一部に過ぎなかった。
舌先を尖らせて襞の一筋一筋まで丁寧になぞり上げた。
 襞の間に隠されていた恥垢がなくなると、潮の香りに似た牝の香りだけが残った。
一番強くその香りを発している処女孔に祐介は口を押し付け、はしたない音を立てて処女のエキスを吸い上げた。
「はンッ、だめぇ。気持ちよすぎて、ヘンになっちゃうぅ!」
 押し寄せる快感に耐えるように彩子は髪を振り乱し、シーツをグッと握り締めた。
 挿し入れられた祐介の舌が膣口の縁を擦り、鼻がクリトリスに押し付けられる。
「アァッ、ダメェッ!またぁ、また、イッちゃうぅーっ!」
 湧出する生温い処女のエキスを味わう祐介の舌を、躰を反り返らせた彩子の膣壁がきつく締め上げた。
[ 1192 ] Re:落日2-4-2
[ 名前:maxi  [ 日付:2010年11月12日(金) 02時22分 ] 
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 足元へと移動する父親を彩子は期待と不安に満ちた瞳で見つめている。治まっていた鼓動が、また速くなっていく。
 濃紺の靴下に包まれた彩子の右足首を手に取った祐介は、靴下に包まれた娘の爪先を顔の前に引き寄せ、その匂いを嗅いだ。
夏の暑さに蒸れる靴の中で醸造された秘めやかな匂いに頭がクラクラする。
 小さな抗議の声を上げて引っ込めようとする娘の足を、祐介はしっかりと掴んで放さなかった。するりと靴下を抜き去り、露出した爪先を口に含んだ。
舌を刺激する秘めやかな塩味が口一杯に拡がる。いやらしい音を立てて足指の股にも舌を這わせ、一本一本、丁寧に清めていく。
羞恥に身を捩りながらも彩子は甘い喘ぎを漏らしている。足裏や踝にも舌を這わせた祐介は、しなやかな脹脛に慈しむように頬擦りをした。
 左の爪先も同じように清められ、官能の嗚咽を漏らす彩子は、父親の倒錯した行為に嫌悪感よりも何か神聖な儀式を受けているような陶酔感を感じていた。
彩子の全身を甘い痺れが覆っていた。
「――さあ、パンティを脱がせてあげるからお尻を上げて。――そう、いい子だ。そのまま、邪魔なスカートも脱がせてあげるからね……」
 仰向けに寝ている彩子の立てられた膝から、グショグショになったパンティがするりと抜き去られ、腰にまとわり付いていたスカートも抜き去られた。
 一糸纏わぬ姿にされた彩子は身を縮め、大事なところを隠すように閉じ合わせていた膝を横にした。
窓から差し込む陽の光で白く光り輝く愛娘の裸身を、祐介は称賛の目で見下ろしている。
「綺麗だよ、彩子。さあ、お父さんに全部見せてごらん」
 両足首を掴んで爪先を天井に向けさせた祐介は息を凝らし、緊張に打ち震える愛娘の美肢をゆっくりと、厳かな神殿の扉を開くように割り拡げていく。
「ぁ……、ぃやぁ……、ゃめてぇ……。ゃあっ……」
 両手で顔を覆った彩子は、小さな声で父親に止めて欲しいと哀願する。だが、その言葉とは裏腹に二肢はほとんど抵抗を示すことなく開かれ、
まだ誰にも見せたことのない、彩子の大事なところが息を呑む父親の目にさらけ出された。
[ 1191 ] Re:落日2-4-1
[ 名前:maxi  [ 日付:2010年11月12日(金) 02時21分 ] 
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「嬉しいな、父さんの愛撫にこんなに感じてくれて……。さあ彩子、もっと感じて。一緒に気持ち好くなろう」
 彩子を背中から抱き締めた祐介は、娘の顔を後ろに反らせると空気を求めて喘ぐ唇に貪り付いた。右手は乳房を揉みしだき、
尖り勃った乳首を弄ぶ。彩子の甘い嬌声と嗚咽が祐介の中でこだまする。
 上半身への愛撫で身を捩じらせていた彩子のスカートは腰のあたりにまとわり付いているだけで、
普段は隠されている瑞々しい太腿と白いパンティに包まれた部分をさらけ出していた。祐介の脚が彩子の脚を絡め取ってじわじわと膝を開かせていく。
右手が乳房を離れ、すべすべした太腿を撫でさする。
「彩子の大事なところはどうなっているのかな?」
 右手が彩子の秘められた場所へと滑り降りていく。
「ぁ、ダメッ、やめてお父さん。そこは汚いのっ!」
 父親の手の向かっている先に気付いた彩子は、先刻のオナニーで恥液にまみれ、今もなお噴きこぼしている不潔な場所を触られたら、
父親に嫌われるのではないかと怯えた。必死に膝を閉じようとし、父親の手を掴まえる。しかし、か弱い抵抗も空しく、父親の手はパンティの上から愛娘の秘裂をなぶった。
「ぁひっ、ゃあっ、そこは汚いのぉ。だから、さわっちゃだめぇ……」
 しとどに濡れたパンティは彩子の秘裂にピッタリと張り付いていて、
二重底の上からでも、這い回る祐介の指先にその肉厚の唇に似た形がはっきりと伝わってくる。娘の下着の中に挿し入れられた指先は、
ぬるっとした粘液にまみれた柔らかな毛の茂みを掻き分け、ぬるぬるの源泉へと近付いた。指先に温かな粘膜が吸い付いてくる。
「――あはぁっ、いやっ、だめぇ、汚いのにぃ。あはっ……。お父さん、彩子を嫌いにならないでぇ……」
「嫌いになんてなるものか。それに彩子のココは汚くなんかないぞ。それに、彩子がこんなに感じてくれているなんて、父さん嬉しいよ」
 手で顔を覆い、泣きじゃくる彩子の耳元で祐介は囁いた。
「――本当に?」
「ああ、本当さ。ココをこんなにぐっしょり濡らしてるエッチな彩子が、父さんは大好きだよ。――なあ彩子。
さっきはどんなイヤラシイことを思い浮かべながら、一人でココを触っていたんだい?」
 秘裂の両側にあるぷにぷにした畝を指先で突付きながら、祐介は愛娘のオナニーの秘密を訊ねた。
しゃくり上げている彩子はいやいやをする。指先が畝の間をなぞり上げ、敏感な肉芽を探り当てた。軽く触れただけで彩子は腰を引き、切なげな甘い喘ぎを漏らす。
「いやっ、言えないのぉ。エッチなことしててごめんなさい。あふっ……」
「怒らないから、言ってごらん……。父さんはエッチな彩子が大好きだって言ったろう?」
 探り当てた彩子のウィークポイントの周囲をクニクニと指で刺激しながら、祐介は時折その中心を擦り上げた。
「うっ、くぅっ……。お父さんと、はあっ。お母さんが、あはっ。エッチなことしてるのを、くっ。覗いたときのことを……。はぅんっ!ごめんなさいっ!」
「親のセックスを覗いていたなんて、彩子はイケナイ娘《こ》だな。でも、こっちはイケナイなんてことはないみたいだな。ほら、こうすると我慢できなくなるだろう?」
 指先が小刻みに震えながらウィークポイントを激しく擦った。卵を箸で泡立てるのと似た音が鳴る。
「あはアッ、イヤッ……、アンッ、ァンッ、ァハアッ……」
 強すぎる刺激から逃れようと彩子の腰が暴れる。絡めた脚で彩子を押さえ込み、祐介は指の動きをさらに速めた。
「さあ、彩子のイクところを父さんに見せてくれ!」
「イヤアッ、ダメェ、お父さん!ヒィアッ、アアーッ!」
 父親の指で激しく昇り詰めた彩子は胸を突き出し、一つ大きく身震いをする。甘ったるい汗の匂いが一層濃くなる。
そして潮の香りに似た牝の匂いも。
 愉悦にゆがめられた娘の顔はとても美しかった。祐介は、肌を桜色に上気させて全身にうっすらと汗をかいている愛娘を抱き締めた。
歓喜に震える娘の髪を梳き、その額や頬に優しいキスの雨を降らせる。忘我の境地から戻った彩子は、とろんとした瞳で優しくて意地悪な父親の目を見上げた。
「いじわる……」
 彩子は、満面の笑みを湛えて見下ろしている父親の頭をかき抱き、わななく唇をその唇に重ねた。

[ 1190 ] Re:落日2-3-3
[ 名前:maxi  [ 日付:2010年11月12日(金) 02時20分 ] 
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「制服、脱がすよ……」
 彩子が無言で頷く。父親の指が赤い三角タイの結び目を解く。その下に隠されていたファスナーが引き下ろされる小さな金属音が、
目を閉じている彩子には部屋中に響き渡るほどの大きな音に聞こえていた。
 セーラー服の前が開かれ、お腹から胸元にかけての汗ばんだ肌が空気に触れる。切なげな溜息が漏れた。
 制服の下に隠されていた柔肉は、それを包む純白のブラジャーに負けないほど白く、圧倒的なボリュームを誇っている。
そこから可愛い縦長の窪みを通り、スカートのまとわり付く引き締まったウェストまでの肌理《きめ》細やかな肌は汗でキラキラと輝いていた。
「ああ、本当に白くて綺麗な肌だ。――それにとてもいい匂いがする」
 祐介は愛娘のうっすらと汗ばんだ胸元に顔を近付けて深く息を吸った。十代の甘酸っぱい体臭を肺一杯に吸い込む。
それだけで祐介は強烈な射精感に見舞われた。
 上半身を抱え起こされ、セーラー服を脱がされた彩子は、ブラジャーに包まれた胸を両腕で覆い隠した。
十二分に発育した双子の山が両側から押し潰され、その谷間がさらに深いものになる。
 手早くブリーフだけになった祐介の前は、すでに男の象徴を浮き上がらせている。視線を逸らした彩子の首から上にさっと朱が差した。
 祐介が胸を隠している彩子を優しく抱き締める。シャンプーと汗の匂いがいっそう強く股間を刺激する。熟れ過ぎた弓子の肌と違って、
これから熟し始める娘の肌は柔らかいだけではなく、しっとりすべすべとしていて、
しなやかさの中にやや硬さが残っている。大人顔負けの躰をした愛娘がまだ成熟する前であることを父親は改めて実感した。
 背中に廻した手でホックを外し、躰を強張らせている愛娘を祐介は優しくベッドに押し倒す。羞ずかしげに顔を背けた彩子は上半身をひねり、
両手で父親の目から大きすぎる胸を隠した。
 祐介は彩子の髪をかき上げ、向けられた背中や首筋へとキスの雨を降らせながら舌を這わせていった。
「は……、ぁん……、あふっ……。ァアッ!」
 最初のうちはくすぐったそうに身を捩っていた彩子が、父親の執拗な攻めに甘い嗚咽を漏らし、
時に悲鳴のような嬌声を上げて身悶える。彩子の肺は忙しなく酸素を取り入れ、躰が薄く桜色に染まる。
甘酸っぱい汗の匂いがさらに強くなる。舌は肩口から首筋へと這い上がり、髪の中から探し出した耳たぶを舐めた。
白い喉を見せて、快楽に溺れる躰を仰け反らせた娘の口から、また嬌声が上がった。

「彩子の綺麗なおっぱいをお父さんに見せてくれ……」
 父親の舌戯に酔い痴れ、ぐったりとしている彩子を仰向けにした祐介は、まだ胸を隠している手の甲にキスをし、
抵抗の弱まった手を片方ずつゆっくりと躰の横へと下ろさせてブラジャーを取り去った。
 青い血管がうっすらと透けている白い双子の山と、その頂上を飾る少し盛り上がったピンクの乳暈が祐介の目に飛び込んでくる。
小粒な乳首に幼さの残る、弓子の乳房よりも大きな彩子のDカップは若さと張りに満ち、仰向けの状態でも横に流れることなく天を仰いでいる。称賛の籠った父親の視線に、
彩子はくすぐったそうに身を震わせ、双子の山がゼリーのように揺れた。
 父親の視線から逃れるように身を捩る娘に覆い被さった祐介は、その豊満な乳房に下からそっと両手をあてがった。弾力に富んだ肉の果実に掴みかかった指が押し返される。
人差し指がコーヒー豆にも似たピンクの突起の周囲をなぞる。赤みを増してさらに硬く勃ち上がった突起に祐介は音を立てて吸い付き、チロチロと舌先で弾いた。
「やんっ。やぁ、んっ……」
 ピリッとした痛みの後にじわっとした痺れが拡がる。敏感な突起を初めて吸われた彩子は、自分の指では感じたことのない、えも言われぬ快感に髪を振り乱した。
 白い肉の谷間に煌めく珠の汗を祐介は一滴残らず舌で掬い取っていった。揉みしだくと形を変え、
また元の形に戻る愛娘の瑞々しい乳房にむさぼりつく父親の下で彩子は歓喜に打ち震え、下半身をくねらせた。
 祐介は攻撃の手を緩めず、彩子の両手を高く上げさせ、その手をしっかりと押さえ付けた。右の腋下に薄く煙る下草に顔を近付ける。
酸っぱさの増した噎せ返るほど甘ったるい体臭に祐介は鼻息を荒くする。
「あんっ、だめぇ……。羞ずかしいよぉ……」
 湿り気を帯びている下草を舐め上げられ、彩子はくすぐったさと気持ち好さに身を激しく捩った。左の腋下も同じように舐め上げられ、
再び彩子は胸を突き出して歓喜の叫びを上げた。
[ 1189 ] Re:落日2-3-2
[ 名前:maxi  [ 日付:2010年11月12日(金) 02時19分 ] 
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 育ての親である弓子ではなく、今は亡き生みの親の若い頃に日々似てきた彩子に、祐介は親子の情を超えた感情を抱いていた。
「彩子は弓子の何倍も綺麗で魅力的だ。彩子がどんどん女らしくなっていくのを見て、父さんはますます彩子に惹かれていった。
彩子とキスしたかった。夢の中では彩子といろんなことをして……。我慢できずに実の娘を襲ってしまうなんて、
父さんはとっても悪い父親だ……。赦してくれ。もう二度とこんなことはしないから……」
 そして今、涙で目を潤ませている愛娘を見つめて、健全ではない想いに突き動かされた自分を悔やんだ。
「待って!」
 ゆっくりと娘の上から離れようとしていた父親の首に、彩子はすがり付いた。
「――乱暴にされたときはちょっと怖かったけれど、やっぱりお父さんは優しくて、私の大好きなお父さんよ。
お父さんが悪い父親なら、私はお母さんの言った通りいやらしくて悪い娘……。お母さんが居なくなって、
お父さんと二人きりになれたことを喜んで……。ずっと前からキスだけじゃなくて、
お父さんとお母さんがしてたようなエッチなことをして欲しかったんだもの!――だから、夢の中で私にしてたことをしてもいいよ。
お父さんのためなら何でもする。お父さんのことが好きだから、ううん、お母さんなんかよりもずっと、お父さんのことを愛してるから!」
 母親が居なくなってからもずっと隠し続けていた父親への想いを、彩子は一気に打ち明けた。頬を紅潮させ、熱っぽい瞳で父親を見つめている。
 愛娘の告白を聞いた祐介は、願ってもない展開に驚いていた。ずっと前から密かに持ち続けていた願望が叶うかもしれないという期待に胸が高まる。
だが、ここで焦ってはこの魅力的な実の娘を傷付け、二度と抱くことができなくなるかもしれないと、祐介は深呼吸をしてはやる気持ちを抑えた。
「いいのかい?キスだけじゃなくて、他のことまでしても?」
 愛娘の瞳を覗き込み、祐介は訊いた。
「うん。いいよ、お父さんの好きなようにして……」
 小さく頷いて目を閉じた彩子は、顎を軽く上げてキスをせがんだ。
「嬉しいよ、彩子。夢みたいだ」
 もう一度優しいキスをした祐介は彩子の右側に添い寝をし、髪を撫で、額や頬にもキスの雨を降らし、震えている娘の緊張を和らげていった。
彩子の躰から力が抜け、父親の右手がセーラー服の上から豊かな膨らみをゆっくりと撫で回し始めると、彩子はうっとりと甘く喘ぎ始めた。

[ 1188 ] Re:落日2-3-1
[ 名前:maxi  [ 日付:2010年11月12日(金) 02時19分 ] 
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「お父さん……。私、お父さんと……」
(お母さんの言う通り、私はいやらしい娘だ)
 昇り詰めた瞬間に彩子が想像していた光景は、彩子の脚を肩に掛けた父親に覆い被さられ、キラキラ光るペニスで繋がっているものだった。
もし許されるならば大好きな父親と一つになりたい、初体験の相手が父親であって欲しいと彩子は願っていた。
 スカートの中から右手を引き抜いた彩子は、その手を顔の前に持ってくる。指先を濡らすいやらしい粘液の、チーズ臭さや魚臭さの入り混じった雑多で不快な臭いに顔をしかめる。
オナニーをした後は、決まって罪悪感に苛なまれた。
 のそのそと四つん這いになった彩子は、クシャクシャになったスカートを腰にまとわり付かせながらティッシュの箱へとその手を伸ばした。
 彩子が部屋の入り口にお尻を向けた時だった。細く開いていた部屋のドアが音を立てて開かれ、そこから飛び出してきた影が彩子の右手を掴んだ。
強い力で手を引っ張られ、ベッドの上に仰向けに転がされた彩子に大きな影が覆い被さる。影の右手が悲鳴を上げようとした口を塞いだ。
(お、お父さん!)
 突然の凶行の主が父親であることを知って、彩子は目を見開いた。ギラギラとした凶暴な目で見下ろす父親の顔を、彩子は涙の滲む目で見上げている。
恐怖に怯えた娘の顔を見た祐介は、自らの蛮行に気付いて狼狽した。冷静さを取り戻すために、目を閉じて深呼吸をする。
「す、すまん、彩子。怖がらせるような真似をしてごめんな。――もう酷いことはしないから。この手を退けても大きな声を出さないでくれるね?」
 すうっといつもの穏やかな表情に戻った父親の口から優しい声が聞こえると、彩子は安堵の息を吐き、躰の力を抜いて静かに頷いた。
「そう、いい子だ……」
 口を塞いでいた手が離れ、その指先が微かに震えている彩子の顔の輪郭を優しいタッチで上に辿った。額にかかる髪を撫で上げられ、
露出した額にキスをされた彩子は、目を閉じて小さく甘い喘ぎを漏らす。続けて祐介は自らの唇を愛娘のふっくらとして艶やかな唇に押し付けた。
突然のキスに目を見開いた彩子だったが、すぐにうっとりと目を閉じ、密かに思い続けていた人との初めてのキスに胸を熱くした。祐介が唇を離し、
指先で彩子の目から零れ落ちる涙を拭った。
「ごめんよ、突然キスなんかして。彩子があまりにも可愛くて、父さん、我慢できなかったんだ。赦してくれ」
「いいの……。ねぇ、もう一度キスして……。今度はお母さんとしてたみたいに……」
 顔を優しく撫でる父親の手に彩子は手を重ねて指を絡ませる。微笑む愛娘と父親は、今度は男と女のキスを始めた。
経験豊富な舌先が期待に震える娘の唇をなぞり、その狭間へと滑り込む。わずかに開かれた唇から漏れ出す甘い吐息に祐介の股間が疼いた。
 柔らかいグミのような唇をついばみ、父親の舌が閉じられた歯列をノックして初心な娘の舌を誘い出す。
誘い出された舌は導かれるままに淫靡なダンスを踊り、少しずつ大胆になっていく。
 混じり合う唾液と吐息。淫らに絡み合う指先。ダンスを終え、離れ離れになった二人の唇が唾液の透明な糸で結ばれた。

[ 1187 ] Re:落日2-2-4
[ 名前:maxi  [ 日付:2010年11月12日(金) 02時17分 ] 
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「はぅっ!――あンッ、ダメぇ、声が出ちゃう……。お父さんに聞こえちゃう……」
 早鐘のような鼓動が彩子の耳元で鳴り響いている。こみ上げてくる嬌声を抑えるために彩子は左手を口に当て、躰を左に向けた。
指先が包皮に包まれたままのクリトリスを擦り上げ、腰の引けた躰がくの字になる。
下半身に拡がるもどかしさに曲げ伸ばしを繰り返していた膝が固く閉じ合わされ、間に挟んだ手を締め付ける。快感が背筋を這い上がり、
たまらず漏れそうになる嬌声を彩子は左手の人差し指を噛んで押し殺した。
(お母さんが泣いてるような声を上げてたのは、これよりももっと気持ちよかったからなの?お父さんとアレをしたらもっと気持ちいいの?)
 二つ折りにされた母に覆い被さり、ベッドが軋むほど激しく腰を叩きつけている父親。薄明かりの中で煌く大きな男の証を易々と受け入れている母親が、
寝室の扉の隙間から覗いている彩子の耳にまで届くほどの嬌声を上げていたことを思い出しながら、次々と襲ってくる快感の波に彩子は飲まれていく。
今声を漏らしたら、あのときの母親と同じ嬌声を上げてしまうだろうと彩子は思った。
 全身に感じるくすぐったいようなもどかしさに髪を振り乱して耐え続ける彩子の躰は、精神まで押し流してしまう最後の大波を待ち構えている。
背中を丸め、固く閉じた膝を抱えて蕾のように小さくなる。歯形が付くほど指を噛み締め、太腿に力を籠めて一気に締め付ける。
こぶしを握った右手が最後の大波を呼ぶためのボタンを強く押し込んだ。
「んっ、んふぅ、んんっ、ん、ンンーーッ」
 耳元で聞こえていた激しい鼓動がドクンと一つ大きく打って聞こえなくなる。躰が爆発して四散するような感覚。
彩子の総身がビクンッと一度大きく震えてから固く強張り、細かな痙攣が全身を襲った。
 視界が白く染まり、耳がキーンとなる。彩子の時間《とき》がしばらく止まった。
 痙攣が治まり、息を吹き返すと同時に丸くなっていた彩子の躰が徐々に綻びていく。
仰向けになった彩子の全身は薄く桜色に色付いている。強張っていた膝が伸び、彩子の呼吸は次第に落ち着いたものになっていった
[ 1186 ] Re:落日2-2-3
[ 名前:Maxi  [ 日付:2010年11月12日(金) 02時17分 ] 
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そして、軽蔑するような冷たい視線と、吐き掛けられた侮辱の言葉。思い出しただけで彩子の気はさらにくさくさしたものになる。
(お父さん、起きてこないよね……)
 夕御飯を作り終えて揺り起こすまで、あの状態になった父親が目を覚まさないことを彩子は知っている。くさくさした気分を紛らわせるために、
彩子はスカートのホックを外してファスナーを下げた。弛んだウェストから右手をスカートの中に忍び込ませ、軽く曲げた両膝を心持ち開き気味にする。
自由に動ける空間を得た右手が肉付きの良い太腿の内側を撫で上げる。左手は中学ですでにCカップになり、今ではDカップのブラジャーをしている乳房を制服の上から撫で回していた。
「んっ……、はぁっ……。気持ちいい……」
 母親との軋轢から来るストレスを解消するときなどに自らを慰めていた彩子が、性の衝動に目覚めたのは小学生の頃。
不思議な行為をしている両親の寝室を覗いたときだった。
 覗いている彩子の、おしっこをするとき以外には触ったことのない場所に、いつもと違うむずむずとした感覚が沸き起こっていた。
汚いと思いながらもパンツの上からその場所を手で触ると、躰がふわふわと浮くような感じがしてとても気持ちが好かった。
 不思議なことに必ず寝室の扉は細く開かれていて、時には母親と目が合ったような気がしてぎくりとすることもあった。
いけないことをしていると自覚しながらも、好奇心と気持ち好さに負けた彩子は、セックスしている両親を機会がある毎に覗き見ながらオナニーをするようになっていた。
 目を固く閉じた彩子が脳裏に思い浮かべているのは、今では意味を理解できるようになったそのときの光景であり、その中の母親に自らの姿を重ね合わせている。
 以前よりも親密になった父親との関係は彩子の心と躰に変化をもたらしていた。父親に抱いていた淡い恋心は、いつしか肉欲を伴うようになっていたのだった。
 父親と寄り添う度に肩や腰に廻された父親の手を意識して胸がドキドキし、躰が火照ったように熱くなることがあった。
その興奮が冷めやらぬ夜には、ベッドの中で自らを慰めなければ眠れないようにまでなっていた。
 太股を撫で回していた手が、白いコットン生地のパンティに包まれた彩子の大事なところへと近付いていく。
太腿に緊張が走り、無意識に手を締め付けようとする。クロッチ部分を包み込んだ掌に熱気と湿気が感じられた。
中指が二重になっている布地越しに柔らかな割れ目を擦り上げると、布地に新たな湿り気が加わる。
「んんっ、はぁっ。いいの、お父さん、ソコ気持ちいいのぉ。あはっ、ァアッ」
 自らの荒い息遣いが彩子の気持ちを高めていく。指先がパンティの中へと忍び込み、柔らかな茂みを掻き分け、媚粘液を湛えている二枚の肉びらの狭間に潜り込む。
わななく肉びらの狭間に、ぬるぬるになった中指が抵抗なく沈み込んでいく。下半身が跳ね、スカートが捲れ上がった。

 はしたなくさらけ出されたパンティの中で指が蠢く様を、幼い頃の彩子と同じように細く開いたドアの隙間から覗いている人物がいた。
その人物は先週もその前も彩子の痴態をドアの隙間から観賞していた。目を閉じている彩子はその人物の存在はおろかドアが細く開いていることにも気付いていなかった。


[ 1185 ] Re:落日2-2
[ 名前:Maxi  [ 日付:2010年11月12日(金) 02時15分 ] 
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土曜の昼過ぎ、学校から帰った彩子は、父親が酔い潰れてソファで寝てしまっているのを見つけ、思わず溜息を吐いた。
半年ほど前から酒量の増え始めた父親。最近では休日の朝から飲むようにもなっていた。健康のためにもお酒を止めて欲しいけれど、
仕事でのストレスを思うと、彩子は父親に対して強く言うことができなかった。
 自分の部屋へと戻った彩子はセーラー服を着替えることなくベッドに倒れ込み、ごろりと寝返りを打って天井を見つめた。
背中の中程まで伸ばした黒髪の先を指でもてあそびながら、彩子は父親にお酒を止めさせるにはどうしたらいいのかを考え、自棄酒の原因を探し始めた。
 母親が居た頃は、あんな無茶な飲み方はしていなかったことを思い出す。
お酒を飲んで気分の好くなった両親は、娘の前にも関わらず濃厚なキスをしたりと、年頃の娘を困らせてもいた。そして、その晩は必ずといっていいほど、
夫婦の激しい夜の営みがあったことを思い出す。
(やっぱりお母さんが浮気して、出て行ったのが一番の原因よね)
 いつもその結論にたどり着き、母親とのこじれた関係を思い出して彩子の気はくさくさする。いくら考えを巡らしても、どうしても母親の不倫の原因は解らなかった。
そして目の敵のようにされる謂れも。
(お母さんとの仲が完全にダメになったのは、あのときからかな)
 母親との仲が完全にこじれる少し前、怒った母親が実家に帰ってしまうほどの大喧嘩を、両親がしたことがあった。
彩子がお風呂に入っていた時に、脱衣所を兼ねている洗面所にいた父親と母親が喧嘩を始めたのが始まりだった。
(で、帰ってきたら私を冷たい目で見るようになってて)
 娘に冷たく当たる母親。親子の関係は完全に冷え切っていた。彩子が学校から戻っても家に居ないことが多くなったのは、その頃から母親が浮気をしていたからかも知れない。
[ 1184 ] Re:落日2-2-1
[ 名前:Maxi  [ 日付:2010年11月12日(金) 02時13分 ] 
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彩子がまだ16歳で、肌を突き刺すような強い日差しの降り注ぐ夏のことだった。
 両親が一年前に離婚し、彩子は父親の祐介と二人きりで暮らしていた。離婚の原因は母親、弓子の不倫だった。周囲が羨むほど仲が良かったはずなのに、
どうして家族を裏切るようなことをしたのか。彩子にはその理由がどうしても分からなかった。
 今でこそ、彩子は母親のことが嫌いにはなっていたが、小学生の頃は一緒に買い物に出掛けたり、夕ご飯の手伝いをしたり、
初めて作った黒コゲのハンバーグをおいしいといってくれたりと優しい母親のことが大好きだった。あの頃は本当に笑顔が絶えることはなかった。
あの頃の母親ならば今すぐにでも戻ってきて欲しいと彩子は思っていた。
 母親との仲がおかしくなり始めたのは、彩子が中学に入るか入らないかの頃だっただろうか。
いつものようにリビングで父親に寄り添うようにテレビを見ていると、不機嫌な様子で宿題は終わったのかと小言を言ったり、
自分のことを棚に上げて、風呂上りにTシャツとパンティだけのラフな格好でいる彩子を叱り付けたりと、
なにかにつけて突っ掛かってくる母親との距離が離れていったのも、ちょうどその頃だった。
 その一方、母親との対立でくさくさする彩子を優しく慰めてくれる父親との距離はますます縮まっていき、それは母親の機嫌をさらに悪くする要因になっていた。
 ある時を境に母親との仲は完全にこじれてしまった。彩子を冷たい眼差しで見るようになった母親は、『淫乱娘』という謂れもない中傷の言葉を浴びせかけるようにまでなっていた。
優しい父親の存在がなければ、この家から居なくなっていたのは彩子の方だったのかも知れない。
 そして母親の不倫が発覚し、両親は離婚した。鬱陶しかった母親が居なくなって、彩子は清々した気分になったものの、不実な妻に裏切られた父親がかわいそうでならなかった。
 不貞を働いた母親の存在は、居なくなってもなお、残された彩子を苦しめた。
嘲笑と憐れみのこもった隣近所からの視線は彩子の心をすり減らし、明るかった性格と笑顔を奪っていった。そして彩子は出掛けるときには地味な服を着て、
人目を避けるように道の端を歩くようになっていった。
 そんな彩子の唯一の心の拠り所は、居なくなった母親の代わりに家事をする娘を労い、作った料理をおいしいと言ってくれる父親の存在だった。
父親以上の男性の存在など周りにはなく、結婚するならば父親のような人がいいと彩子は常々思っていた。
 彩子は二人きりの生活をまるで新婚生活のような感覚で過ごし、大好きな父親の喜ぶ顔を見るのが一番の楽しみになっていった。

 
[ 1183 ] Re:落日2-1-2
[ 名前:Maxi  [ 日付:2010年11月12日(金) 02時12分 ] 
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「あら、まだ起きていたの?」
 あゆみを寝かしつけて夫婦の寝室へと戻った彩子は、いつもならばすぐにいびきをかいて寝ているはずの夫が、彩子を待っていたことに驚いていた。
 拓雄が静かに立ち上がり、ドレッサーに向かっている妻の後ろに立った。
 黒い影が背中から彩子に覆い被さる。その瞬間、彩子はジョンに躰を許してしまったときのことを思い出していた。夫の影が自分の躰を穢した飼い犬の姿へと変化していく。
 無言のままの拓雄が彩子を背中から抱き締めた。
「イヤァッ!やめてっ!」
 パニックに陥った彩子は、悲鳴を上げて身を激しく捩り、夫の抱擁を振り解いた。
 妻の突然の拒絶に驚いた拓雄は、すまんと呟き、肩を落として自分のベッドに戻っていった。
「――ごめんなさい。その、アノ日だから少し気が立ってしまって……」
 落胆した夫の背中を見た彩子は、自分のしてしまったことの重大さに気付いた。その場を取り繕うために、まだ数日先のはずの生理を言い訳にする。
だが、背中を向けて寝てしまった夫は妻の言葉に何の反応も見せることもなかった。

 朝から二人の間に気まずい雰囲気が流れていた。普段通りに振舞おうとしていた二人だったが、目を合わすこともなく、会話も碌に続かない。
突然変わってしまった家の雰囲気に、あゆみは子供ながらに自分がどうにかしなければならないと張り切り、殊更に明るく振る舞っていた。
 この子のためにも拓雄が赴任先へと戻る前にちゃんと謝らなければならない。はしゃぎ疲れた娘の寝顔を見て、彩子は決意していた。

「――昨日は本当にごめんなさい。せっかく拓雄さんがその気になってくれたのに、私ったら……」
 テレビを見ていた拓雄の隣に座った彩子は、夫の手に自分の手を重ねて言った。手が触れた瞬間に拓雄は躰を固くしたが、すぐに気を取り直してその手を握り返した。
「ああ、あれは彩子のことを考えずにいきなり誘った俺が悪かった。女には女の事情があるからな……」
 少し硬い表情のまま、拓雄も自分のほうこそ悪かったと謝った。漸く二人は目を合わせることができた。笑みを浮かべ、彩子は昨晩払いのけてしまった夫の手をさすった。
「ごめんなさい、突然のことでびっくりしただけ……。拓雄さんのことを嫌いになったとかそういうのじゃないから。信じて……」
 拓雄の顔を引き寄せ、久しぶりに唇を重ねた彩子は、躰を硬くしている夫の胸にしな垂れ掛かった。
(拓雄さんは何も知らない。大丈夫、ジョンとのことさえ忘れてしまえば、ちゃんと普通の生活を送れるようになれる……)
「――二週間後に。ね?」
 二週間後に昨晩の失敗をやり直そうと、彩子は夫に言った。
「ああ、わかってる……」
 だが、そう答えた拓雄の声は微かに震えていた。

 夫を無事に送り出し、彩子の下に退屈だけれど平和な日常が戻ってきた。
 だが、安心しきっていた彩子の心に突如として暗雲が垂れ込めた。順調だった生理が予定から一週間経っても訪れず、倦怠感と乳房の張りがいつも以上に酷かった。
妊娠の兆候なのかもしれない。あと数日、この週末には夫が戻ってくる。彩子は焦っていた。
(どうしよう……。やっぱりジョンの……)
 夫とも夫以外の男性とも性交渉などなかったのだから、原因はジョンしか考えられない。
ただの生理不順ならばいいが、万が一ということになれば医者に心当たりを尋ねられたときにどう説明すればいいのだろうか。
犬の子供を妊娠した女性を医者はどんな目で見るのだろうかと彩子は不安になる。
 不吉な未来図に彩子はうつむき、服の上から腹部をさすった。
(いけない行為で出来た子供……。あのときと同じ……)
 彩子の思考は、家族という仕組みが崩れ去った昏い過去の記憶に引き摺り込まれて行った。
[ 1182 ] 落日2-1-1
[ 名前:Maxi  [ 日付:2010年11月12日(金) 02時11分 ] 
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落日 第二話「禁忌」
踏み込んではいけないと言われる場所がある。
 禁忌の場所。とても美しく、何の害もないように見えていても、決して踏み込んではならない。
 そこには踏み込んではならない理由があるのだから。
 その禁を破り、踏み込んだことを必ず後悔するような理由が……



 彩子がジョンに躰を許してしまってから一週間以上が経ち、拓雄が単身赴任先から戻ってくる週末が訪れた。あの日以来、
スカートからジーンズに履き替えた彩子は、食事を与えるとき以外は意識的にジョンを避けるようになっていた。本来ならば毎日のように連れて行かなければならない散歩も、
その途上で襲われることを恐れて、どうしてもできなかった。
 だが、飼い主の心配をよそに、ジョンは彩子への関心を失ったかのように振舞うようになっていた。飼い犬との呪わしい過ちを忘れようとした努力の甲斐もあってか、
彩子はジョンの姿を見て心を乱すこともほとんどなくなっていた。このまま以前と変わらぬ平和な暮らしを続けることができそうな予感に、彩子はホッと胸を撫で下ろしていた。

「パパ、ありがとう!」
 あゆみが拓雄から手渡されたお気に入りのアニメキャラクターのプリントされたポシェットを大事そうに抱え、
大好きなお父さんに満面の笑みを浮かべてお礼をしている。何一つ変わっていない温かい家庭の情景に彩子の顔が綻ぶ。
「今日は彩子にもプレゼントがあるんだ」
 愛娘へのプレゼントの入っていた袋を覗き込んでいた拓雄が、シルバーアクセサリーで有名なブランドの包みを微笑んでいる妻に差し出した。
「あら、どうしたの?――記念日はまだ、よね?」
 彩子の記憶では自分の誕生日も結婚記念日もまだ先のはずだった。
「その、なんだ。いつも彩子にばかり苦労をかけているからね」
 誕生日と結婚記念日以外にプレゼントなどしたことのない夫が、少し照れ臭そうにしている。先日、電話口で泣きついたことを気遣ってくれたのかもしれない。
まだ自分のことを心配してくれているのだと思うと、彩子は嬉しさを隠せなかった。
 夫からのプレゼントは小さなクロスのついたシルバーチェーンだった。
「素敵なプレゼントをありがとう。大事にするわ」
 突然のプレゼントのお礼に夫の頬にキスをした彩子を見て、あゆみが「あゆみもパパにチューするぅ」と拓雄の膝に飛び乗る。
微笑ましい光景に彩子は久しぶりに心からの笑顔を見せていた。
 早速プレゼントを身に着けた彩子に向けられている拓雄の視線は、光り輝くクロスの下の豊満な胸へと注がれていた。
Tシャツを押し上げている妻の乳房を、もう何年も直に見ていない。うっすらと透けて見えるブラジャーの中身は以前と変わらない張りを持っているようだ。
不意にムクリと拓雄の牡の部分が立ち上がった。
 嬉しそうに笑う彩子はリビングの片隅にある姿見に向かい、前屈みになって胸元に光る宝物を見ている。
今度は、ぴちぴちに張った彩子のジーンズに包まれた臀部に拓雄の視線が惹き寄せられる。以前と変わらずむっちりとしている。また、牡の部分が反応した。
 拓雄の目に、今日の彩子はいつもの見慣れた妻の姿とは違って見えていた。
普段はゆったりした衣服で隠されていた豊満な躰のラインが、ぴっちりした衣服によって再認識されたからなのかもしれない。
 久しく忘れていた妻への情欲が拓雄の内に湧き上がっていた。


[ 1181 ] Re:報告、発見!
[ 名前:kokokon  [ 日付:2010年11月10日(水) 21時58分 ] 
返信を書く [1180]親コメントを読む [1180]ルートを読む
是非ともお願いします!
[ 1180 ] 報告、発見!
[ 名前:Maxi  [ 日付:2010年11月10日(水) 02時01分 ] 
返信を書く  
検索サイト百度で、「だぶんにっき 落日」で検索しキャッシュの部分を
クリックしたら、「落日」全話をゲット出来ました!
これもみなさんのおかげです。
ありがとうございました。
もしよければ、アップしたいと思いますがどうでしょう?
※P,S他にも「オオガミ様」、「マシラ様」「霊長類研究室」もあります
[ 1179 ] ツリー編集しました
[ 名前:ZooM Home  [ 日付:2010年11月06日(土) 10時04分 ] 
返信を書く [1178]親コメントを読む [1178]ルートを読む
# どこにレス置こうかと迷いましたが、とりあえずここに書きます

zooskool さん、お疲れ様でした。
ツリーが分散しててちょっと見づらかったので、勝手ながらツリーを編集させていただきました。

以上、ひとこと連絡でした。
これからもよろしくお願いします。
[ 1178 ] ありがとうございます
[ 名前:Maxi  [ 日付:2010年11月06日(土) 03時55分 ] 
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zooskoolさんありがとうございます。
感謝感激です!
早く続きが、読みたくなっちゃいます・・・
[ 1177 ] 7
[ 名前:zooskool  [ 日付:2010年11月06日(土) 03時24分 ] 
返信を書く [1165]親コメントを読む [1165]ルートを読む
  7

 シャワーが激しい勢いで彩子の躰から獣欲の名残を押し流そうとしていた。
(消えない!なんで消えないの!)
 石鹸をたっぷりとつけたスポンジで全身を執拗に洗っても彩子は落ち着かなかった。
 胎内に放たれたジョンの獣液を、彩子はビデを使って何度も洗い流し、躰もこうして念入りに洗っている。なのに彩子には、洗っても洗っても穢された全身の毛穴から汚辱に満ちた獣の臭いが立ち昇り、受け入れてしまった獣の子種が、夫の子種だけを受け入れるべきところにこびり付いているような気がしてならなかった。
(飼い犬に躰を許すなんて……)
 彩子の脳裏に昼間の出来事がフラッシュバックする。
(アソコを舐めさせて……)
 はしたなく脚を開いた彩子は、溢れ出る愛液をジョンに舐めさせた。
(自分の手でアソコに導いて……)
 彩子は牝犬の姿勢でジョンのペニスを導き、受け入れた。
(アソコに、いっぱい注ぎ込まれて……)
 根元のコブで膣に蓋をされ、彩子は獣の子種をたっぷりと胎内に注ぎ込まれた。
(何度も、何度も、頭が真っ白になって……)
 ジョンの熱いものが子宮口に噴きかかり、理性のたがが外れた彩子は、自らの手で何度も訪れる快楽をむさぼった。
「なんで……なんでなの……」
(なんで私はジョンに……)
 拒まなければならなかったのに。イヤだったはずなのに。彩子の躰は悦んでジョンを受け入れていた。
 力を失った手からスポンジが落ち、崩れるようにしゃがみ込んだ彩子は両手で躰を抱き締めた。とめどなく溢れる大粒の涙が激しい水流に流されていく。
(どうかしてた……何かの間違い……そうよ、私はジョンにレイプされたのよ)
 彩子は自ら求めたのではない、ジョンに無理矢理犯されたのだと思うことで、おかしくなってしまいそうな心の平穏を保とうとしていた。
「忘れるのよ……ジョンとは何もなかった、そう何も……」
 自分に言い聞かせるように彩子は呟き、顔を上げてシャワーを止めた。

 夕日が差し込むリビングで彩子は茫然とガラス戸の外を眺めていた。その視線の先では、ジョンが皿にたっぷりと盛られたドッグフードをガツガツと食べている。
「ただいまー。ママー、ママー、どこー」
 学校から帰ってきたあゆみは、学校での出来事をいち早く伝えようと彩子を呼びながら廊下を走った。
「あっ、いたっ。ねえ、ママ、聞いて……」
 リビングで彩子を見つけたあゆみは、いつもとは様子の違う母親の姿を見て言葉を詰まらせた。
「……ああ、おかえりなさい、あゆみ」
 あゆみが帰ってきたことに気付いて、彩子は無理に笑顔を作る。いつもの母親に戻ったとあゆみはホッとし、今日学校であったことを嬉々として話し出した。
「今日学校にワンちゃんが来たんだよ。ジョンよりもちっちゃいのにみんな怖がって……」
 『ジョン』という言葉が、彩子に自分のはしたない姿を思い起こさせる。ジョンと繋がり、胎内にたっぷりとその子種を注入されたことを思い出し、彩子の目から涙が零れ落ちた。
「ねえ、ママ。どうしたの?おなか、いたいの?だいじょうぶ?」
 急に涙を流し始めた彩子にあゆみが心配そうに声を掛ける。
「……大丈夫よ、なんともない。なんともないから……」
 心配させまいと、彩子はあゆみを強く抱き締めた。

 その夜、彩子は拓雄に電話をした。
「ごめんなさい……」
 彩子の口から最初に出たのは夫への謝罪の言葉だった。
「ごめんなさい?……彩子、何かあったのか!?」
「ううん、何もなかったわ……急に電話したりして、ごめんなさいね」
 急な電話を拓雄に謝りながら、彩子は何もなかったんだと自分に言い聞かせていた。
「おっ、おお、別にかまわないさ……ところで、あゆみは元気にしてるか?」
「ええ、元気よ。ねえ、拓雄さん。お願いよ、単身赴任なんて止めにして。早く戻ってきて……」
「……あゆみがそう言っているのか?」
 いつもとは様子の違う彩子を拓雄がいぶかしむ。
「ううん……」
「おいおい、無茶言わないでくれよ。彩子とあゆみのために頑張っているんだ。それにこの前帰ったばかりだろう?」
「……うん」
「今週は帰れないけれど、その次には必ず帰るからさ」
「うん、わがまま言ってごめんなさい……拓雄さん、体に気をつけてね」
「ああ、彩子もな。あゆみにもよろしく。じゃあな」
 電話が切れた後も彩子は受話器を耳に当てたまま立ち尽くしていた。
(ごめんなさい、拓雄さん……ごめんなさい……)
 涙が溢れ、一筋また一筋と零れ落ちる。
 電話口に立ったまま、彩子は声もなく泣き続けていた。
[ 1176 ] 6-2
[ 名前:zooskool  [ 日付:2010年11月06日(土) 03時23分 ] 
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 彩子の胎内へと熱い獣液は止まることなく注ぎ込まれている。
「熱い……熱いのでいっぱいになっちゃう……気持ちいぃ……」
 牝の本能が発する、牡を受け入れた歓びが、獣液の温かさとともに子宮から彩子の躰にじんわりと広がっていく。
「あふぅ、いいの、気持ちいいの。ジョンの熱いのが気持ちいいのぉ」
 彩子が腰をジョンに押し返す。
 ジョンがさらに奥へと肉槍を突き入れる。
 電撃のような快感が彩子の躰を突き抜け、ジョンの獣液を搾り出すように肉壁が収縮した。
「ああんっ、まだ出てくるぅ……ジョンのおちんちんから熱いのがいっぱい……」
 胎内の充足感に彩子の躰は歓喜に震え、更なる収縮がジョンに獣液を吐き出させた。
 ペニスの根元が膨らみきり、不意にジョンがそわそわとし始めた。
「あんっ、どうしたの、ジョン?……そんなに動いたら、ウグッ」
 ジョンが器用に片足で彩子の臀部を跨いだ。彩子の膣内でジョンのペニスが根元のコブごと回転する。
「オオウ!またっ、またきちゃうっ……あひぃ、ひぐぅーーーっ!!」
 膣をねじ切られるような痛みが鋭い快感に変換され、彩子は絶叫を上げながら絶頂へと押しやられた。
 ジョンと彩子は繋がったまま、お尻とお尻をくっ付ける格好になっていた。完全に後ろを向いたままでも、ジョンのペニスは盛んに獣液を彩子の胎内へと送り続けている。
 ジョンはときおり彩子の様子を窺うように振り返る以外は疲れたようにじっとしていた。
 自らの吐瀉物に顔を埋め、彩子は焦点の合わない瞳を空に泳がせながら荒い息を吐いている。彩子は何度もクリトリスを擦り上げ、次々と訪れる快楽をむさぼった。

 テレビの画面はワイドショー番組へと変わっていた。
 ジョンが小さく一声啼いて前に進み出る。コルク栓が抜けるような音とともに、彩子に獣液をたっぷりと流し込んだペニスが抜け出ていった。
 膣が引きずり出されるような感覚に彩子は何度目かの絶頂を迎え、ジョンという支えを失った躰が力なく横倒しになる。倒れた衝撃で、彩子の膣からジョンの獣液が床に勢いよく飛び散っていった。
 ジョンは彩子を振り返ることなく、ガラス戸を抜けて庭へと出て行った。
 ごろりと仰向けになった彩子の乳房が、荒い呼吸に合わせて上下する。少し粘り気のある獣液が、赤く腫れ上がった彩子の花びらを伝って滴り落ちる。彩子はふわふわとした快楽の余韻に浸っていた。
(何回イッたのかしら……気持ちよすぎて、もう躰が動かない……)
 汗まみれの躰が冷たい床板に冷やされ、彩子の頭にかかっていたもやが次第に晴れていった。焦点の合い始めた彩子の目が時間を確認する。
(三十分も経ってる……それにしても、途中から最後までジョンは私の中に……)
「……!?」
 彩子の手が股間に伸び、黒々とした茂みと太腿を濡らしている獣液に触れる。夫のものよりも少し水っぽい白濁液は、いまだに彩子の膣からとろとろと流れ出していた。
(ジョンの精液……)
 指先に絡みついた、ぬるぬるする白濁液から牡の臭いが立ち昇っている。あれだけ長い時間ずっと出ていたのだから、彩子の膣内はおろか子宮にも大量に残っているだろう。
(早く、早く洗い流さないと……)
 頭は焦っているのに彩子の躰は思うように動いてはくれなかった。鉛のように重い四肢で、よろよろと這いずるように風呂場へと彩子は向かった。リビングの床には、彩子から漏れ出た獣液の白い点がぽつぽつと残されていた。


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